東の浅草、西の新開地
2019-05-16


こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

少し前のことですが、新開地ツアーに行ってきました。

神戸市、兵庫区にある商店街を中心とした地区

神戸開港当時からにぎわっていて、昭和初期には映画館や芝居小屋が立ち並ぶ関西屈指の歓楽街だったとか。
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当時は、『東の浅草、西の新開地』と呼ばれていたそうです。

ダーリンが子供のころにもまだたくさんの映画館があって「ええとこ、ええとこ聚楽館」と言う宣伝文句に誘われて、よく映画を観に行っていたと言います。

そんな歴史を振り返るビデオを、街づくり記念館のようなところで見せていただきました。壁に貼ってあった、サインボード

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さらに、ここは映画評論家の淀川長春さんの出身地でも有名で、彼のお蔭かチャールズチャップリンがここを訪れたこともあるそうです。

それを記念して建てられているモニュメントが
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赤と青の間の空間に注目してみてください♪


昭和55年ごろ、次々と映画館や芝居小屋が閉鎖して、今ではボーリング場やパチンコ屋さんが立ち並んでいます。
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ボーリング場になっている建物の名前に、その名残が

私が神戸に来た12年前は、このあたりはちょっと近づきたくないエリアでした。

すぐ隣は「柳原」という商店街で、はるか昔平清盛が福原遷都で都にした土地ですが、現在はいわゆる夜の街です。

新開地も入り口は立ち飲み屋さんなど、お世辞にも綺麗でおしゃれな神戸の雰囲気とは明らかに違う空気を漂わせていて、足を運んでみたいエリアではありませんでした。

その後、少しずつ再開発プロジェクトやこの街の良さを発掘するような動きがあり、さらに昨年定席の寄席「喜楽館」がオープンしました。大阪の天満「繁盛亭」に続いて、桂文枝師匠を中心とする上方落語の方々の努力が実った形です。
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その落語を聞きに来たくて、このツアーに参加したわけです。

喜楽館の内部見学もさせてもらいました。
檜舞台
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「喜」の額は、文枝師匠の書

楽屋はこんな感じ
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